契約満了前に必ず事前通知が必要
契約満了日の1ヶ月、または2ヶ月前にオーナーさんへ更新か否かの通知をする必要があります。通知期日が何日前なのかは、契約書を事前にご確認いただき、カレンダーにメモしておくことをお勧めします。
更新契約書の締結
オーナーさんから、必ず契約満了日までに更新契約書をもらい、諸条件に問題がないかチェックしましょう!また、更新の旨を伝える際に、もしかすると多少値下げしてくれるかもしれませんので、聞いてみるのも手です。
更新後の解約に関する条件について
原則1年(アパートの場合は6ヶ月の場合もあります)延長契約となり、途中解約すると違約としてデポジットが返金されない約束となります。ただ、2年目の契約からは、「契約期間中でも、事前通知により途中解約及びデポジット返金を受けられる」特約を盛り込んでくれるケースがあります。無条件にOKしてくれる場合もあれば、「やむをえない理由の場合に限り」という条件付きの場合もありますが、2年目以降、ご帰国などどうしても引っ越しせざる得ないことも将来的にあると思います。更新を伝える際に、必ず聞いてみてください。
契約満了をもって解約する
契約書にある、契約満了日前の事前通知に沿って、更新せず解約を申し出る場合、口頭ではなくメールでもいいので文面にして伝えるようにしたほうが安心です。言った言わないで揉めないためにも、、。
退去当日までに、できる限り掃除はしておこう
簡単で良いので、室内を掃除しておくと、退去お部屋チェックの時にオーナーさんへ好印象になると思います。いずれにしても「ルームクリーニング代」として費用を請求されることはありますが、住まわせてもらったお部屋への感謝の気持ちとして、できる限り掃除しておくことは借りる側のマナーとしても良いと思います!オーナーさんも喜ぶはずです。
鍵は全部そろっていますか?
入居時に受け取った鍵や駐車ステッカーなど、退去時に全て返却する必要があります。コピーした鍵ももちろん揃えて返しましょう。
室内のダメージについて
タイでは、日本のように”故意過失によるダメージへの取り決め”なる明確なルールがありません。そのため、住んでいて自然にできた汚れやダメージに対しても、オーナーさんからは現状回復費用を請求されることはあります。退去時に揉めないためにも、入居前にしっかり室内の状況を確認し、入居後も大事にお部屋を使ってあげましょう!弊社も入居前の室内ダメージチェックのお手伝いいたします!
退去時のお部屋チェック、最終月の光熱費の精算、外部契約しているインターネットの解約(または転居先への移設)手続き全て終われば、通常退去後1か月〜2か月ほどで、銀行口座へ返金されます。現状回復費用があれば、デポジットからその分が相殺されます。1か月たっても返金されない場合は、念の為催促することも忘れずに。
タバコは室内で吸わない
タイでも喫煙に対する風当たりは強く、多くの物件で室内禁煙です。換気扇の下で吸えばバレないだろう、、、なんてこともなく、排気口を伝って他の部屋の住人から「〇〇号室の入居者がタバコ吸っている!」とバレてしまい、揉めることもあります。もし室内にタバコの臭いが残ってしまうと、退去時に現状回復費用を請求されることになるので、タバコは所定の場所で吸うようにしましょう!
マットレスとシーツの間に”ベットパット”を敷こう
備え付けのマットレスに皮脂などの汚れがつかないようにするためです。ビックCなどの量販店で安く購入できるので、設置することを強くお勧めします。
冷蔵庫のドアは凹みやすい
ゴルフバックなどが冷蔵庫の扉にあたり、ちょっとだけ凹んでしまうこともあります。退去時に「冷蔵庫は壊れてないけど、ドアが凹んで見た目は悪くなったから、冷蔵庫を新しく交換する費用を負担してください」と言われてしまうこともあります。ほんのちょっとぶつけただけで凹むので、注意が必要です。
電気コンロの手入れはまめにしておこう
水の吹きこぼしをそのまま放置すると、電気コンロの表面が白く濁ってしまいます。クレンザーなどで洗ってもなかなか落ちません。これも退去時に揉めることになるので、水の吹きこぼしなどはまめに拭き取るようにしたほうがいいです。
テーブルの上にはテーブルクロスを敷くのがいい
とくに木でできているテーブルは、コップなどをおくだけで跡が残ってしまいます。テーブルクロスを敷くのがおすすめです。
キッチン土台にこびれ付いた汚れや錆に注意
キッチンのシンク脇にアルミ製のお皿を入れる棚などを置いていると、サビが土台にこびれ付いてしまうことがあります。